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シトロエンC6カムカバーオイル漏れ

2023/10/28    投稿者 : rs-admin

ブログカテゴリ : C6, CITROEN, お役立ち情報, 修理・車検

シトロエンに限らず、このV6エンジンを搭載しているプジョーもルノーも
カムカバーからのオイル漏れは承知の事実です。

既にオリジナルのカムカバーガスケットすべてを製作して交換しております。
ルノークリオ(ルーテシア)V6のエンジンにも合う事が確認できました。

純正部品は、ガスケットのみの交換部品が設定されていないので、
カムカバーアッセンブリーの交換が必要です。

一番奥のカムカバーは生産終了となっていまして、正規の純正品としては
手に入れる事はできません。

KIMG0569

前側のカムカバーを外した状態です。
中に見える棒はカムシャフトです。

KIMG0570

カムカバーを取り外すと、漏れを止める為に液体シールを塗った形跡が見られます。
距離が進んだクルマはほぼシール処理されています。

KIMG0575

カムカバーの中で一番漏れが少ない所が、奥から2番目(写真では左から2番目)ですが、
ここへきてこのカムカバーからの漏れが増えています。

ここから漏れると厄介です。
バンクが付いているので、プラグホールにエンジンオイルが流れ込んでしまいます。

KIMG0572

KIMG0573

シトロエンC6カムカバーオイル漏れ

ご覧のように漏れを放置しておくと、スパークプラグが水没と言うか油没?してしまいます。
まさに4番プラグ(一番上の写真)は油没してます。
この状態で走らせるのはご法度です。

このエンジンはカムカバーのシールの耐久性が低く、100%カムカバーからオイルが
漏れます。

中古車を購入する際にはオイル漏れは要チェックポイントですよ。