今年もオートモービルカウンシルが開催されました。
来年で１０周年なのですね！

始まって何年か目に出店のお誘いを戴いた事がありましたが、弊社には
仕上げてお披露目する車も技術も裁量も無いのでお断りしました。

そんなＯＭＣに気になる車が出展されていました。
マツダ　ＲＸ５００です。

１９７０年の東京モーターショウにコンセプトカーとして出展されたクルマです。

写真は私が１１歳の時に東京モーターショウに友達の敬介と２人で見に行った時に
マツダブースでもらったパンフレットです。

ＯＭＣに出展されたＲＸ５００はシルバーですが、元色はパンフレットの鮮やかな
グリーンで１９７０年のモーターショウにはイエローで出展されていました。

２枚目の写真は当時私が撮ったものですが、何でこんな画角かと言うと、記憶では
ターンテーブルに乗って回っていて、何枚か撮った内の１枚で、これしか残って
なかった・・・

ＲＸ５００は３台あったとの神話がありましたが、２度塗り替えられていて、
１台が本当の台数のようです。

下の写真はパンフレットの裏面です。
当時はまだマツダではなく東洋工業でした。

当時のラインナップはファミリア・カペラ・ルーチェ・コスモスポーツで、当時
ショールームにルーチェロータリークーペが展示してあり国産とは思えないたデザインで、
確かベルトーネデザインではなかったでしょうか？

当時高級車はレザートップと言って、ルーフを覆うものが流行りでアメ車の影響と思います。

一番下右のルーフがグリーンのコンセプトカーは、ロータリーエンジンとバッテリーと
モーターで走るハイブリットカーで、ロータリーエンジンで発電、バッテリーに充電して
モーターで走るという、そう先日発売したロータリーＥＶの元祖です。

当時はリチュームバッテリーなど無かったでしょうから鉛バッテリーに充電して走る
クルマだったんでしょうね。

あまり語られないですが、マツダもホンダくらい普通ではない会社だったのではないで
しょうか。