今年に入って初めてのポルシェ９１１、カーボン除去のご依頼です。

９９２はお初で、ターボエンジンンなので、カーボンもＮＡエンジンより堆積する
スピードは速いと思います。

まずはカーボンを取る事が出来るかどうかから始まります。
専用の液剤をスロットルから入れるので、負圧を取っている場所があるかを確認します。

９９２はターボエンジンなのでインタークーラーが左右に一つずつ計２個付いているので
エンジンルームはスペースが無く一杯です。

おおーっ　負圧を取っている箇所がありました。

そして、同時にＢＭＣのスポーツフィルターに交換のご依頼。

エアークリーナーＢＯＸはリヤタイヤの後ろ、ホイールとインナーカバーを外すと
顔を出します。

写真は遠近の関係で大きさが違うように見えますが同じです。

さあカーボン除去の始まりです。

細心の注意が必要で、注入する量を間違えると大変な事になります。
今まで数百台のカーボン除去の実績がありますが、車種によって方法が様々ですので
より良い方法で実施します。

ＥＣＵに診断機を繋げて１番から６番までの燃焼のライブデーターを見ながら慎重に
進めます。

カーボンは、多く堆積してから取るより、少ない堆積の内に定期的に取る事をお勧めします。

ディーゼルエンジンの煤の問題が良く取り上げられますが、穴を塞いでしまうくらい堆積
しますので、カーボン類は何より早いうちに手を打つ事が後の大きな出費を抑える方法です。