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シトロエンのEGS(A/T)の調整

2024/01/20    投稿者 : rs-admin

ブログカテゴリ : CITROEN, 修理・車検

シトロエンのEGS(A/T)の調整

年初めに大きな災害と事故が発生いたしました。
亡くなられた多くの方々やご遺族の方々にお悔やみを申し上げます。
また、被災されて不自由生活を強いられている多くの方々にお見舞いを申し上げます。

車検でお預かり中のシトロエンC4ピカソ。

初期は2LのNAエンジンで4速A/T(AL4)とEGS(クラッチ無しA/T)の
ミッションだったと記憶しています。
その後、1.6Lのターボエンジンに変わり、AL4のA/Tは無くなり、EGSオンリー
のミッションになります。

EGSは普通のA/Tにお乗りのユーザーにはあまり評判が良くありません。
何でもそうですが、慣れればなんて言う事は無いのですが、試乗程度では好きになれない
かも知れません。

シングルクラッチで(クラッチ版が1枚で足の代わりにECUがクラッチの断続をします)
どうしても次のギアに繋ぐときにタイムラグがあり、一瞬間があり次のギアに繋がります。
この感覚に違和感があります。

もちろん良い所はあり、燃費は大きく違いますし加速もダイレクトです。
車重も軽くなります。

そして機構上、距離が進むとクラッチ板は減っていきます。
減っていくとクラッチを繋ぐ時間が長くなり、走り初めにジャダー(ギクシャク感)が出て
気持ち良く走れなくなります。

そこでクラッチの間隔を調整する必要があり、調整で元に戻す事が出来ます。
今まで学習してきた走行パターンをリセットして、新たに調整します。

お客様の走行状況により変わりますが、今回のお客様は8万kmを超えて調整しました。
街乗りが多い場合はもっと早く調整する必要がありますが、違和感が出てきたら調整と
思ってください。

ほったらかして乗り続けると、調整しても元に戻らなくなります。
調整すると、もっと早く調整すれが良かったと「きっと思いますよ!」
ご予約くお待ちしております。

クラッチを断続するアクチュエーターのオイルを交換していない場合は同時に交換を
お勧め致します。