2014/05/21 投稿者 : rs-admin
こんにちは。
C6もやっと納車完了しました。
初めてのC6の重整備、色々ありましたが、勉強させて戴きました。
私はプライドが低いせいか、最低限調べても解らないことは誰にでも聞きます。
今回もディーラーに聞きました。
しかし、実績が無いので解らないのです。
厄介なことは、解らなければ解りませんと素直に言って頂けないことです。
C6のオーナー様に、今後遭遇するであろう内容をお伝えして行こうと思います。
このC6は皆様がこよなく愛するヒャッホーオークションで落札しました。
走行kmは128,000kmを超えておりました。
オークション評価としては4BC(外装4点のBの内装C)位の感じでした。
一通り消耗品のチェックから入って、細かく見ていきます。
アンダーカバーを外すと おお~ オイル漏れがヒドイ。
溝にはオイルが溜まっています。
オイルは色々な所を伝わって最後にアンダーカバーに落ちますので、経験上の判断で
決めつけると痛い目に遭います。
オイルパン、クランクシール、ヘッド等々見ていきます。
いたる所を伝わってこのような状態でした。
まずはオイルを綺麗に清掃して原因の特定です。
ヘッド周りを確認すると、一番の原因がヘッドカバーからのオイル漏れのようです。
V6なのでカバーが4個、アルミと樹脂のカバーが交互に付きます。
プラグがオイルの洪水です。
カバー4個、すべて漏れていましたが、前バンクが酷い状態でした。
ここはオーナー自身で確認できる所ですので、定期的に確認してくださいね。
IGコイルを外さなくて確認できますので。
カバーパッキンの交換ですが、パッキンが部品として存在しません。
上側のアルミ地のカバーはパッキンが直接接着されています。
下側のカバーは樹脂で、パッキンが取り外しできるのですが、このパッキンは
部品として存在しません。
ようは、オイルが漏れたらヘッドカバーを交換すると言うことでございます。
綺麗になりました。気持ちが良いですね。
スパークプラグもボッシュのプラチナに交換しました。
P.S.カバーを交換したのかって・・・
液体シールで処理しました。
つづく