１２年前、ＥＮにてトレーダーをしていた頃の事。セ○ィーロに乗ったファミリーが、『モンデオワゴンを見たいのだけど・・・』とご来店された。確かに系列は一緒だけど・・・。「ワゴンをお探しですか？モンデオとおっしゃらず、ワゴン以上にトランクの広いクルマをご覧ください。」とＣＩＴＲＯＥＮ・Ｘａｎｔｉａをご案内した。ボディはセダンのようだけどハッチバック！！私は大好きだったＸａｎｔｉａを自慢気に説明し出した。時々、質問を投げかけてくれる。興味が全く無い訳ではなさそうだ。その晩、いつものように訪問させていただいた。さすがに、即決は無かったが、次の日？ご契約して頂いた。その日から、ファミリーには店長（現ｕｎｏ社長）と私は良くしていただいている。１２年間長いようで短かった。　笑える事も笑えない事も色々な事がありましたねぇ・・・。　そんなファミリーも１２年間付き合ったＸａｎｔｉａに気兼ねをしながら、ディーラー周りが始まった。趣味かと思える程、色々なメーカーのクルマを試乗して見て周った。その帰りにはｕｎｏに立ち寄ってくれてカタログを提供してくれたり・・・（ここだけの話、まるで冷やかしのようだったよ。^-^）そして、このＰＥＵＧＥＯＴ４０７に決定したのだ。色も良いし！形も綺麗！！カッコ良い！！！　紺のＸａｎｔｉａは里親の元へ戻って来た。保証書の担当に私の名前が入っている。思わずルーフに手をあて、“お疲れさま”と声をかけた。　クルマのこの１２年間のハイテクさは見事だ。メカに強いオーナーも戸惑い気味だ。それはそうだ。当時、小学生だったお嬢さんもフランス留学し、就職も決まって、自動車教習所に通っている。（そうそう、「アイスケっ！水色のクルマ欲しくな〜い？ﾏﾆｭｱﾙﾐｯｼｮﾝだよん」）ただ、１２年間変わらなかったのは奥様の美貌とスタイルだけだった。ありがとうございました。これからも宜しくお願い致します。