2009/12/15 投稿者 : rs-admin
ブログカテゴリ : 修理・車検
こんばんは。
毎年の事ですが、日を押すたびに「年内に何とかしてほしい」とご依頼をいただきます。
大変ありがたいのですが、作業をする人は私一人でございます。
1ヶ月の中でできる事に限界があります。
普段から点検整備をしていれば予定より1ヶ月くらいずれても問題はありません。
クルマが悲鳴をあげる前に・・・
車検でお預かりしているM様のXantiaです。
エンジンのかかりが悪く、セルを回す時間が長いとの事。
エンジン始動直後にマフラーから煙と同時にガソリン臭がするので、インジェクターを交換
して見ます。しかしインジェクターを外すと吸気ポートが汚れているので、インマニも外して清掃をしました。
ポートはカーボンなどで汚れています。これでも2年に1回はカーボン除去をしています。
まあ2年に1回じゃダメだと言うことです。だいたい3000km~5000km走行で
カーボンは着き始めると言いますので、1年に1回は落としましょう。
ポートは汚れます。この黒い物がバルブの傘にも着きます。最新のハイオクガソリンを
入れていても宣伝ほどキレイにはならないのです。
マニホールドもこんなに汚れます。
なぜカーボン等が付着すると良くないのかと言いますと、取り除かないとどんどん堆積して
行きます。
エンジンはより多くの空気を吸い込むと力が出る訳ですが、この空気を吸い込む道(マニホールド)
やバルブに堆積すると、仮に綺麗な状態で空気が10入るとすると、堆積分(仮に2とします)
を引いた空気(8)しか入らないので、力が落ちるわけです。
「わかるかなあ~ わかんね~だろなあ~」
燃費にも影響しますし、環境にも影響します。すなわちお財布に影響すると言う事です。
この作業はディーラーではなかなかやってくれません。
自分の鼻の中がこんなだったらほっとけないでしょう。