シトロエンC6(2.2)Hdi車検整備⓶
2025/01/05 投稿者 : rs-admin
一般的に走行距離が少ないイコール程度が良いと思われますが、ハイドロ車は甘く見ては
いけません。
シール類のオイル漏れは走行距離イコールではありません。
ブーツの下側が濡れています。
上からの漏れで伝わって濡れていた訳では無く、ブーツの下側のみ濡れていました。
左のステアリングラックブーツ(ステアリングシャフトシールの可能性)から
オイル漏れを確認。
ひっくり返して確認するとブーツが数ヶ所裂けてオイルが漏れ濡れていました。
2.2Hdiのパワーステアリングシステムは他のシトロエン・プジョー同様の
モーターで油圧を作るタイプです。
通常のバッテリーの位置にポンプとタンクが付いています。
お客様の要望はステアリングラック交換ですが、これも既に生産終了部品でした。
お薦めしているルブロスのAAL(シール復活剤)を入れて様子を見る事になりました。
合わせてパワステオイルも交換しました。
定期的にエンジンを掛けてオイルを良く循環させてしばらく様子を見ると見事止まりました。
どのくらい保つのか、定期的に入れた方が良いのか、確認していきたいと思います。
ブーツを交換して完了です。
つづく