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シトロエンC6ディーゼル

2021/02/10    投稿者 : rs-admin

ブログカテゴリ : C6, CITROEN, 修理・車検

しばらく時間が開いてしまいました。
昨年末に手首の筋を痛めたり、今年に入ってから腰を痛めて、改めて歳を痛感しております。

さて、2.7ディーゼルエンジンですが、(良く解らないので本来はお受けしておりません)
エンジン始動後、温まってくるとボンネットの隙間から薄い白煙が上がります。

いつもの通り、エンジンオイル漏れの排気管に垂れたオイルの白煙かなと思っておりました。

しかし、そうではないようです。

ボンネットを開けてみると、後ろバンク周りから白煙が上がっています。

シトロエンC6ディーゼル

エンジンオイル漏れではなくて、燃料漏れでした。
インジェクターに入るリターンホースのつなぎ目から漏れていて漏れは3番のみでした。

周りが濡れているので漏れている場合は発見しやすいのでヘッドカバーを外して
確認してください。

P1247231

後ろバンクも同様で、後ろ側が酷く、3本とも漏れていました。

P1177195

リターンホースを抜くとブルーのOリングシールがついていますが、このシールが漏れの
原因です。
外してほぼサイズの同じシールを取り寄せて交換しましたが、サイズが大きいようで
入りません。

リターンといえども燃料なのでアバウトでは合いませんね。
次回の宿題です。

P1247229

P1257235

調べると、シール単体では供給はなく、前後一体のリターンホースの供給です。
幸いにジャポンに在庫がありましたので取り寄せました。

この部品の在庫が在るということは、国内で過去実績があると言うことでしょう。

シトロエンC6ディーゼル

交換はホースがフレキシブルではないので、慎重な交換が必要でした。
交換後漏れはなくなりました。

配線を保護するコルゲートチューブも至る所で割れて無くなっていましたので、
新たに取り付けます。

燃料漏れを甘く見ている方が多いように感じますが、ガソリンを良く理解していないのだと
思います。

(ここからはお願いです)

以前ガソリン臭いので見てくれとご依頼がありまして、危険なのでJAF又はレッカーで
ご入庫くださいと言ったのにも関わらず自走で来られました。
ガソリンが漏れていると簡単に引火しますし、簡単に消えません。
道路上で出火させますと出火による電線、道路、その他、出火による過失は全て出火させた
人の責任弁済になります。

今回は軽油ですので、ガソリンのように臭いで即判断でき難いですが、放置は大変危険
ですのでディーゼルを良く診れる専門店で必ず定期点検をしましょう。