引き返す勇気を
2013/10/19 投稿者 : rs-admin
ブログカテゴリ : 修理・車検
おはようございます。
また台風がきます。
26号と進路が近いようです。
大雨が降ると道路や低いところは冠水します。
ニュースの映像を見ると平気でそこを走り抜けていきますが、それはギャンブルです。
毎度ここで言っていますが、特にヨーロッパー車にお乗りの方は国産車が通り抜けていくのを
見て付いていかないでください。
「26号台風の大雨で冠水している道路を走りぬけたらエンストをしてその後ギアが
入りにくくなったんだけど大丈夫?」
とH様からご連絡。206の5F(マニュアル)車です。
ミッションオイルを抜くと予想通り白濁していました。水混入です。
このまま乗っていたらミッションが壊れます。
エンストしたと言うことなので、エアークリーナーボックスも開けてみると吸い込んだ形跡が
エアークリーナーも濡れてから乾いた状態になっていました。
水は赤丸のブリードから入ります。
もちろんここにはキャップが付いていますが、エアー抜きですので密封していません。
冠水道路を走り抜けますので雨水がここを乗り越えて行くわけです。
ヨーロッパ車はエアークリーナーボックスの吸い込み口も低いところに付いている車が
多いので像の鼻のように雨水を吸い上げてしまい最悪はエンジンの中に水が入り壊します。
大雨のあとはそうとう数の故障があると思います。
引き返す、迂回する勇気を。