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XantiaのA/Cガス漏れ

2015/06/24    投稿者 : rs-admin

ブログカテゴリ : CITROEN, 修理・車検

皆さま、A/Cの調子は如何でしょうか?

この時期は冷えが甘い事に気が付きにくい季節です。
本番まで約1ヶ月です。

早めにチェックをお勧め致します。

漏れる事が当たり前になってはいけませんぞ。
毎年のガス補充が恒例になっていませんか?
ガスのお漏らしは環境破壊ですぞ。

世界の流れは代替えフロンと呼ばれて久しいHFC134aも、オゾン層は破壊しませんが
地球温暖化には影響があると言う事で、既に新しいガスが開発されています。
新冷媒HFO-1234yfです。

EUでは2017年からHFC-134aは全廃になります。
既に段階的に切り替えていて、採用しているクルマもあるようです。

いずれ日本もこの流れになるのでしょう。

s_DSCF9532

都内、YさまのXantia Breakですが何年かに一度のガス補充をして
来ましたが、1年持たなくなりまして、点検させて頂きました。

XantiaのA/Cガス漏れ

A/Cのガスを注入するバルブからガスが漏れていました。

昔は虫と呼んでいましたが(写真の真ん中)自転車やクルマのタイヤに空気を入れる所
にも付いているのはご存知と思います。

バルブの真ん中辺にある黒い帯これがOリングシールですが、このシールがやせて
ガスが漏れてしまうのです。

高低圧と2個付いていますので、2個交換します。
そして真空引きをしてガスを注入します。

Xantiaの場合は新品交換していない現状のコンプレッサーで、
だいたい吹き出し口温度が7~8℃位が正常です。(内機循環モード・風量3位で)

10℃以上はガスが足りない事が考えられます。

センターの吹き出し口に温度計を差し込んで視てください。