シトロエンハイドロニューマチックの静脈
2015/04/15 投稿者 : rs-admin
エグザンティアも絶滅危惧車に片足を突っ込むクルマになりました。
大方の問題は、アフターパーツの供給が止まるイコール乗る事をあきらめる事です。
試乗価値の高いクルマではありませんので、出て行くお金と相談して乗り続けて
行く訳です。
ハイドロ車のウイークポイントは他のクルマには無いオイル専用のホースが張り巡らされて
いてそのホースがいろんな形状をした専用品で替えが効かないところでしょうか。
そんなあったらいいな部品を作ってしまう人がいます。
岐阜のアウトカプリコの社長、松本さんです。
彼はお客様が部品で困ると探してない物は作ります。
それも速攻で作ります。
普段からこんな時にこんな物が必要と、常に考えているからでしょうね。
もちろん私も考えていますが、それを実行に移す事が大変なのです。
と言う事でUnoでも取り扱わしてもらう事になりました。
松本社長、サンキューベリベリマッチ。
何処の部品かと言うと、あちこちの張り巡らされているリターンホースからLHMオイルが
タンクに戻って来ます。
人間に例えるなら、心臓(ポンプ)から出た血液(オイル)が動脈(高圧ホース)を通って
体中(ブレーキ/パワステ/足回り)に送られます。
それが静脈(リターンホース)でタンクに戻ります。
そのタンクに戻す集合ホースです。(写真の右から2番目のホース)
このように置き換えればわかりやすいでしょうか。
これがあれば後は汎用のホースを繋いで取りまわして完了します。
真鍮製ですのでホースのように劣化してクラックが入ったり折れたりしませんので
半永久的に使えます。
是非ご相談くださいませ。
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