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シトロエンC5の車検と点検 2

2015/04/07    投稿者 : rs-admin

ブログカテゴリ : CITROEN, 修理・車検

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LDSオイルの交換です。

まず殆どのオーナーが交換しません、と言うか交換の必要性を伝えていないので
当然交換しません。

C5からはブレーキとハイドロシステムが切り離されたので、それほど神経質に
なって交換する必要はありません。

しかし、どんなオイルでも酸化劣化はしますので、もう10年は経っているなあ~
何て方は交換しましょう。

問題なのはXantia以前のハイドロのLHMオイルの交換頻度の悪い事です。
ブレーキオイルも兼ねている訳ですから劣化の度合いはC5の比ではありません。

継ぎ足しているから問題ないなんて言っている人はナンセンスです。

ブレーキオイルが劣化によるパーコレーション(沸騰)でエアーを噛んで効かなくなった
車に乗った事のある私としてはそれは恐ろしいですよ。

シトロエンC5の車検と点検 2

C5からはLDSオイルの減圧をしてから交換と言う手順の為に、以前のように自分で
交換する事が難しくなりました。

ハイドロオイルのメーカーで乗り心地が変わるなんて言っている人もいるようですが、
私はそれは無いと思います。

私個人としては、気温や湿度(寒暖の差)で乗り心地が変わることはあると思いますので、
たまたまそんな時にLHMオイルを交換したことによる変化をそう感じたのかも・・・

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今のクルマのウィークポイントでもあるヘッドライトレンズの変色と痛みは
メンテナンスが早ければ早いほど良いです。

痛みが進むと研磨剤では綺麗に落ちません。

ペーパーをかけてからポリッシュします。

シトロエンC5の車検と点検 2

専門業者のようにはいきませんが十分綺麗に仕上がりました。

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お預かり時からブレーキ鳴きが酷く、リヤブレーキからの鳴きでした。
と言うかリヤからの鳴きが多いです。

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ローターが減って面が凹になることでパットにバリが出ていました。
これも鳴きの原因です。

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ヤスリでバリを落として四隅を綺麗に仕上げます。

シトロエンC5の車検と点検 2

Unoでは鳴き止め専用の液体をしみこませて乾燥させて止めます。
これはカーボンを含有する液体で殆ど鳴きが止まります。

もちろんローターが限界を超えていたりパットが極端に変摩耗している物は
無理です。

ブレーキ鳴きを改善できないオーナー様は是非ご相談くださいませ。