2014/06/04 投稿者 : rs-admin
ブログカテゴリ : CITROEN, PEUGEOT, RENAULT, お役立ち情報
こんにちは。
毎日暑いですね。
間もなく梅雨に入るでしょう。
暑さだけでなく、室内の曇りも取るのがエアコンの役目です。
梅雨時に車内が曇ったまま走っているクルマを見かけますが、
エアコンが付いて無いのではなくて、エアコンオンで曇りが取れることを
知らないのだと思います。
これから猛暑になるかもしれません。
今からエアコンの点検をしてガスの状態やコンプレッサーなど機関の状況を
知っておく事が大事です。
真夏の連休に大渋滞、そこでエアコンがいきなり止まったら生死の問題になります。
脅かしではないですよ。特に子供さんには気をつけてくださいね。
(ワンポイントアドバイス)
一度車内が高温になるとなかなか冷えません。
フロントウィンドにサンシェードを付けるのは効果的ですね。
ご自宅に車がある方は、出かける前にボンネットを開けて、エンジンルームの
一番前にあるラジエターに上から前から水をジャブジャブかけましょう。
ホースでかけるのがベストです。
水をかけるのは出かける直前のエンジンを始動する前です。
ラジエターの前にエアコンのコンデンサーが並んで付いています。
コンプレッサーで圧縮されたガスは高温になります。
高温になったガスを冷やすのがコンデンサーです。
真夏時はボンネットで目玉焼きができるくらい高温になりますので、
当然エンジンルーム(コンデンサー)も高温になります。
そこで事前にコンデンサーを冷やしておくとエアコンの冷え方が違います。
お試しください。
10年ぶりに来ていただきました野田市のSさま。
BX、3台目に突入だそうです。
A/Cの冷えが甘いとの事で点検補充。
BXはエアコンが効かないと思っている方が多いですが、本来は効きます。
エバポレーターに真鍮管を使っていてアルミより効率が良いのです。
効かないとすれば、システムに問題があるのでしょう。
設計が悪いので、エキパンがエンジンルームにありません。
エバポの隣にくっついています。
エキパンから漏れ出すことも多く、また交換が難儀なんです。
ガスもR-12対応の物を入れます。
134に比べて3~4倍くらい高いですよ。
以前、134のガスじゃだめなのかBXでテストしましたが、何も変わりなく冷えて
問題はありませんでした。
ガス漏れするとかコンプレッサーが壊れるとかいろいろ言われていますが、
本当の所わかりません。
R-12対応のガスの成分を見ても98%134aなんですけど・・・
とはいっても責任は持てませんので真似はしないでくださいね。
国産車に比べてガス漏れが多い。
何が原因なのでしょうか。今やコンプレッサーはサンデン製が付いていますし。
意外と多い原因は、バルブの虫です。
これは国産車と形状が違います。
ガスが抜けてしまったら、まずは虫を交換してみましょう。
Unoでは専用の虫は常備しています。
東京都のYさまのXantia。
A/Cが効かなくなったとの事で入庫。
写真は真空引きの作業中です。
漏れはバルブの虫でした。
入荷待ちの触媒も交換しました。入荷に1年かかりました。
大変お待たせいたしました。