こんばんは。

オカジオン2でご紹介しましたＸａｎｔｉａ　Ｂｒｅａｋ。
今週の日曜日にお客様が遠くから現車を見にお越し戴きます。

毎日足に使っていますが絶好調！！！！！！！　です。

28万km超えと言うだけで引き合いもなく、如何にkmが少ない＝程度が良いという迷信に
惑わされているかとつくづく感じる次第です。

もちろん多いより少ないほうが安心でしょう。しかし、どんなメンテをやってきたかが問題なのです。
私は8万km位のＸａｎでこの車より程度の悪いものを数多く診てきました。

クルマは生きています。目から入る情報（文字）よりもあなたの豊かな感性で感じ取りご判断
ください。
文字は売る側が脚色するものですが、第六感はご自身の魂が感じるものです。

Ｔ様のＢＥＮＺ　Ｂ１７０です。
Ａ／ＢクラスのＣＶＴもＡＬ－４に負けないくらい不具合があります。

このＢもＡ／Ｔ不良で入庫です。
Ｅ／Ｇ始動後、少し走るとＡ／Ｔ異常がモニターに出て変速しなくなります。

一度Ｅ／Ｇを切って再始動すると何もなかったように走れます。
しかし次の日も同じ症状が必ずでます。

ディーラーの診断はＡ／Ｔ交換、ザッと100万円コースです。
東北のこの手の修理専門業者でもザッと60万円コースです。
原因は電磁バルブの不良でＡＬ－４とほぼ同じです。
ＡクラスはＯ／Ｈ可能で30万位の修理代で復活が可能ですが、ＢクラスはＯ／Ｈができません。
正確に言うとＯ／Ｈしてくれません。

単品パーツの供給もしていませんし、交換後のリセッティングがディーラー以外で出来ません。
この辺はフランス車と違って、徹底しています。

それならばと・・・
毎度のごとく日本以外でできないかとなりますが、これもなかなかままなりません。
さすが世界のＢＥＮＺ。

しかし見つけましたよ某国で。

早速、外して送らなくちゃ。

オイルパンとフィルターを外して・・・
丸いドーナツ２つは鉄粉取りの磁石です。

フランス車の鼻くそみたいな磁石とは違いました。

バルブボディが出てきます。
ここまでサクサクと、流石ドイツ車です。サービス泣かせのラテン車とは訳が違います。

バルブボディを外したら、ＥＣＵと一体になっているバルブの付いている樹脂のフレームとを
切り離します。

この黒いフレームを送ってまずは完了です。
出来上がるのも早いのです。

到着から3日以内で送り返すと言っております。ホンマかいな～。