2012/11/06 投稿者 : rs-admin
ブログカテゴリ : 修理・車検
こんばんは。
朝晩は冷え込みますがまだまだ暖かい日が続きます。
これから暴飲暴食の季節ですね。
今年は忘年会をやろうかな・・・
先日、SOSが入り救急救命致しました。
始まりは、「ハイポンプのO/Hができますか?」と言う1本の電話でした。
事情を聞くと、走行中に止まりエンジンが再始動できなくて某ディーラーにレッカーで持ち込んだ
そうです。
ディーラーの診断は、まずセルモーターが焼けてしまっているので、交換することが優先
とのことだそうです。
お客様は、再始動できなかったので焦って何回もセルを回して焼きつかしてしまったのです。
通常そう簡単にセルは焼き付かないのですが理由がありました。
フライホイールが回らなくて焼きついてしまったようです。
その原因がハイポンプでした。
ディーラーはセルモーターを交換後、ハイポンプの異常に気づいてポンプ交換が必要と
言ってきたそうです。
そして、ポンプがメーカーに無く探すがどのくらい時間が掛かるか判らないとの事。
そこでUnoにポンプO/Hの要請が入った訳です。
ディーラーでポンプを外してもらってUnoに送って頂ければO/Hしてお返ししますよと
お受けしましたが、なんとディーラーはそれはできないので車ごとそこへ持って行ってくれと
断られ、神奈川県から再びレッカーでUnoに運び込まれたわけです。
ポンプを外してO/H開始。
エンジンが止まった原因は、ポンプをブラケットに止めているネジが緩み、外側に出て行って
プーリーと干渉して、トドメはプーリーの穴にネジが入ってロックしてエンジン停止です。
プーリーの上に干渉したネジを乗せました。
ロックするまで綺麗に内側を削った跡が残っています。
もうすぐ完成です。
ディーラーのお粗末な対応で仕事を戴きましたが、理由がお粗末すぎます。
もっとお客様を大事にして欲しいもんです。
かと思えば何とかして欲しいとお客様に答えようとするディーラーもあります。
小田原のディーラーです。
お客様のXsara VTSのパワステホースがオイル漏れで交換が必要、しかし純正部品は
生産終了、なんとかならないかとご相談を戴きました。
送って戴き、O/Hしてお返ししました。大変喜んで戴きました。
いずれにしても問題は人です。
「情けは人の為ならず」
悪しからず。