こんばんは。

暑っという間に８月も終わります。
いや～　しかし暑い暑い。

作業中にお水を飲みますが、私の場合、常温のお水を飲んでいます。
１日、１．５Ｌ～２Ｌは飲んでいます。

これ冷たかったら、お腹がオーバークールで性能が出ませんから・・・

Ｋ様から「シフトが３速～４速しか入りましぇ～ん。グラグラです。」とご連絡。
何とか来社、たどり着きました。

クルマはアルファ１５６Ｖ６マニュアルです。

点検するとシフトの動きがおかしい・・・
ミッションケースには２本のワイヤーが、このワイヤーケーブルでギアを変えているようです。

ワイヤーケーブルは切れていないので、中から戦闘開始です。
センターコンソールをばらさないと何も解決できないようです。

アルファはあまり良いネジを使っていないようです。コンソールを止めている＋のネジ類が、
頭がなめやすい（品質が悪いのでしょう）し、回しているとドライバーが浮いてきてしまいます。

お世話になっているアルファ専門店の社長から情報収集。
どうやら１５６のシフトはトラブルがけっこうあるようです。ワイヤーを留めている
樹脂が割れて、この症状になる事が多いようです。

しかし今回は赤字で囲ったパーツが、矢印の方向に抜けていたのが原因でした。
本来はパーツ交換ですが何とか加工して元に戻りました。

もちろんこのパーツだけでは供給が無いようです。シフト周りアセンブリーで供給のようです。
ワイヤーも付いてくるようです。

テストドライブをして異常なし。久しぶりに１５６Ｖ６に乗りましたが、やはりアルファは
何かを持っています。Ｅ／Ｇの音、吹ける感じ、加速のトルク感、ハンドルを切り始めると
クイックに頭が動くさま、一言で言うと楽しい～クルマです。
でもマニュアルじゃないとダメですよ。

いつものＸａｎｔｉａのハイポンプＯ／Ｈです。
年々増えています。

ばらしてピストン、シャフトなどをチェック。
シャフトは必ず焼きが入っていますので、ペーパーで落とします。

Ｏ／Ｈ完了。
オイル漏れも無くなり美人さんになりました。