2007/03/19 投稿者 : rs-admin
ブログカテゴリ : 修理・車検
先日、話題のゴルフ GT TSIに試乗しました。
正直、このクルマの完成度は相当高いです。
こんなに良いとは「ビックリしたなあ~もう~」南伸介です。
減点パパどころか、満点パパです。
短い試乗でしたが、6速DSG 参りました。
凄く良いとは聞いていましたが、凄~~く良いです。
アルファのセレスピード、おととい来いって感じです。
この手の制御系を造らしたら、ドイツの方の右には出られません。
発想が違います。
昼飯に2~3時間も時間をかける国の人には無理です。
エンジンも文句の付けようが無いです。
1.4L直噴ツインチャージャーだそうです。
昔、マーチのスーパーターボがありましたが、システムは同じです。
システム自体はランチアのラリーカー等、レーシングのカテゴリー
から生まれていたと記憶しています。
1500rpmから4750rpmまでの間、最大トルク24.5kgが
フラットに持続します。スーパーチャージャーからターボに切り替わる
ポイントは判りません。大変スムーズで2.5L並みのフィーリングです。
私がもっとも裏切られたのが足でした。
これまた凄く良いです。インプレッション等では相当硬めのチューニング
と書かれていたので、余計に裏切られました。
タイヤは225/45-17ですが、45扁平とは思えないほど当たりがきつくなく
特にダンパーの縮み側が昔のプジョーの足のように感じました。
今回試乗して一番感じたことが、シトロエン・プジョーは今のA/Tやセンソドライブでは売れないと、
つくづく思いました。
VWとPSAでは、最も良いトランスミッションと、できそこないのトランスミッション(特にA/T)の
対極にあると言うことです。(あの自製のミッション)
言い方を変えると、シトロエン・プジョーの魅力をトランスミッションが大きく
殺いでいると言うことです。
以前、ジャーナリストの清水和夫さんが「日本で買うプジョーが一番だめなプジョー
だ」と言っていたことを思い出しました。
税込みで305万円を高いと思うか、安いと思うか、是非試乗してください。
1.4Lと言う排気量は頭からすっ飛ばして、試乗した感覚で評価を願います。
私ですかあ~ もちろん○○いと思います。
悪しからず。