2006/08/22 投稿者 : rs-admin
ブログカテゴリ : ピックアップ
いつも勝手な物言いにお付き合い誠に有り難うございます。
さて
EUではディーゼルエンジンが見直されて、ここ最近日本でも新たな動きが出ています。
ディーゼルエンジンと言うと皆さんはどう認識されていますか?
1、「全く興味ないよ~」
2、「トラックのエンジンでしょ~」
3、「石原さんがダメだって言ってたよ~」
4、「うるさくて遅いんでしょ~」
5、「これからのエンジンでしょ~」
どれか当てはまるのありました?
今、新世代ディーゼルエンジンとして見直されているどころか、ものすごい勢いで加速しています。EU全体の4割以上が既にディーゼルエンジンです。
EUでは1997年に新世代ディーゼルエンジン(コモンレール式)として実用化されて、既に第3世代目に入っています。
それに比べて日本のディーゼルエンジンは第1世代にも到達していません。
国がディーゼルエンジンに過保護で、高い規制を設けない為、メーカーが開発を怠っていたのが原因です。
軽油も変わりました。知識のある方は「軽油はEUに比べて質が悪い」、しかし変わりました。サルファフリーと言う言葉を聞いたことがあります?
日本の石油も、2005年から硫黄分を10ppm以下に抑えて、EUに近くなっています。
ドイツのボッシュが何年か前から、国や東京都に新世代ディーゼルエンジンの優位性を訴求しています。そして秋にはベンツがEクラスのディーゼルエンジン搭載車を発売します。私もまだ新世代ディーゼルに試乗していませんが、知り合いのジャーナリストに聞いた話だと、メチャクチャ良い(欲しい!)と言っていました。
既に日本でも、いくつかのメーカーが開発に力を入れていて、市販に向けて準備しているようです。まあ 国産車メーカーがどれだけ力を入れるか分かりませんが、ハイブリット車が先行しているトヨタは、いまさら軌道修正できないでしょうから、巧みにハイブリットの優位性(デメリットは絶対言いません)を説いて対抗していくことでしょう。
政治力(経団連)を使ってディーゼルの普及を阻止・・・
なんて考えすぎですよねトヨタさん。