2016/09/28 投稿者 : rs-admin
最近はシトロエンC4もこなれて、点検・車検等のご依頼が増えました。
初めてお電話を頂きましたM様、A/T不調のご相談を頂きました。
既に25,000km時にA/Tミッションをディーラーで新品交換したとの事で、
交換後3,000km走行、交換前と同じ症状が出たそうです。
しばらく走行すると信号待ちなどではニュートラルに入ってしまうようで、
アクセルを踏むと「ドン」と1速に入り、バックでも同じ症状がでたとの事。
ご来店時(今日)は全く症状がでないとの事。
試乗しましたが、短時間では症状を確認できず、ご依頼事項のATF交換をしました。
ミッション交換後3,000kmですからATFも汚れていません。
M様は2台体制なのでC4は3年で3,000km走行だそうです。
ATF交換の認識が無いからでしょうか、オイルを入れるドレーンがバッテリーの
アースハーネスで半分塞がれています。
ハーネスを起こしてドレーンを開け約6Lオイル交換しました。
油圧も診ましたが正常圧範囲でした。
M様、その後如何でしょうか。
連絡無いから大丈夫かな?
そして毎度ご贔屓いただいておりますS様。
お嬢さんが免許を取得したのでクルマをプレゼントしたそうです。
そのC4近所のクルマ屋さんで購入、点検のご依頼を頂きました。
バッテリー、E/Gオイル、スパークプラグ、A/C等を点検交換しました。
診断後、バッテリーは末期状態で交換。
どうもバッテリーを疎かにする傾向がありますが、クルマは電気を正常に発電して
初めて正常に動きますのでとても大事なんです。
バッテリー端子間の電圧を測って12.~Vあるから大丈夫なんて思っていませんか。
修理工場でもそんなド素人な事を言う所があります。
CCA容量、内部抵抗など電圧だけでは全く判断できません。
よく輸入車は「バッテリーが突然死する。」なんて風評流布する人がいますが、
定期的にバッテリーを診断機で見ていれば殆どおこりません。
フランス車に限るかどうか判りませんが、どうもタイヤとバッテリーをケチル
傾向があります。
端子がこんな状態と言う事は点検していない証拠です。
スロットルバタフライも汚れています。
綺麗に清掃しました。
バルブや燃焼室のカーボンを除去してE/Gオイルを交換して完了です。
E/Gオイルが規定容量3.5Lのところ5L入っていました。
これではエンジンは軽快に回りません。
今年から限定オイル会員になって頂きましたN様、継続車検のご依頼を頂きました。
最新のC4です。
走行距離も少ないので状態は良く消耗品交換位です。
エアーエレメント、A/Cフィルター、E/Gオイル等を交換。
診断結果、バッテリー交換です。
ディーラーもバッテリーは診ないようです?
マイナス側の端子が濡れています。
液漏れが発生しているようです。
イグニッションコイルを点検、スパークプラグを交換しました。
調子よく乗る秘訣は消耗部品を消耗しきる前に交換する事です。
EGS(自動クラッチ)のオイルも交換しました。
ステアリングラックは日本製のようです。
ブレーキを冷やすダクトも付いています。
後期のC4はブレーキがカックンブレーキで慣れるまで気を使います。
N様、有難うございました。