エグザンティア緊急入庫
2016/01/31 投稿者 : rs-admin
初めてご連絡を戴きました県内のT様。
オイル漏れで見て欲しいとの事でしたが、詳しくお話を伺うとエンジン始動後
バッテリーの警告灯が消えないとの事。
オルタネーター(発電機)の不良の可能性があるのでクルマに乗らない事を
お勧めしてお預かりする事になりました。
レッカーで入庫になりました。
引き取り業者の担当の方がタイヤの空気が抜けていて空気を入れて見たが抜けてしまう
との事。
タイヤがリム落ちしていますのでこれでは空気を入れても抜けてしまいます。
タイヤを点検しましたが異常はなくリム落ちした原因は不明です。
どうやらちゃんと点検している形跡がなくT様にお聞きすると去年の6月に購入した
そうです。
エグザンティアも初期のモデルから22年が経ちます。
購入する際はせめて記録簿の確認と納車時にどこまで手を入れてもらえるかしっかり相談する
事をお勧めします。
ハイドロは特にリターン系のホースの寿命が短いので今漏れていなくても明日漏れる事は
充分に考えられます。
オイル漏れはブレーキマスターのリターンホースからです。
「お約束」何て良く言う方がおりますが、ハイドロは普通の車と仕組みが違いますので
5年~10年も経てばホースはダメになります。
ちゃんと点検や整備もしないで「お約束」は無いと思います。
部品はアッセンブリーの供給のみだったり既に生産終了だったりします。
いつもの様にダメな所のみ加工して交換しました。
バッテリー総合診断では問題無しでオルタネーターのリップル異常もなく発電しています。
チャージランプは今の所不明です。