2015/09/07 投稿者 : rs-admin
ブログカテゴリ : C6, CITROEN, アイシン製6速A/T, 修理・車検
シトロエンC6A/T不調増えています。
前回の続きです。
修理完了でお返ししました。しばらくして、調子のお伺いで、快調とのお返事を戴き
U様、有難うございました。
HDiなのでガソリンエンジンとは様相が違います。
これは2.7Lのディーゼルです。
テストドライブで不具合の確認をしましたが、後ろから蹴飛ばされたような「ドン」は無く、
ギアダウン時の変速ショックが大きくなる事と、変速時に「ブーン」とエンジンだけ
吹き上がる症状を確認しました。
ATFの交換もディーゼルターボは外すものが多いです。
UnoではATFを入れ替えるたびに全ギアを繋ぐための走行をするので
そのたびに付けたり外したりするのは少々厄介で~す。
過去にATFの交換歴があるとの事ですが、全量以上交換します。
まずはある程度ATFを綺麗にしてからオイルパンを外します。
1回目のドレーンです。
汚れていますが酷い汚れではありません。
2回目では赤みを帯びてきました。
3回目でははっきり赤と判ります。
ここでオイルパンを外します。
バルブボディのあらわな姿が・・・
対象部品を交換して終了。
まずは綺麗に清掃、清掃。
オイルパンはガスケットが無く取り付け時に液体ガスケットを塗って取り付けます。
作業完了後、テストドライブで症状が無くなった事を確認してホット一息。
ブレーキ鳴きが酷くなってきたので改善のご依頼です。
ローターとパットを交換しました。
ちなみに2.7HDiはガソリンエンジンと同じパーツですが、3.0HDiは違います。
キャリパーがパットを引きずらないように、スライドピンも清掃して
新しいグリスを入れます。
リヤはディクセルのローターの在庫が無く次回に見送りました。
清掃して、パットスクイーズを塗って鳴きを止めます。
いつも思う事があります。
どの車もホイールがブレーキパットの汚れで真っ黒くろ介です。
お客様ご自身で中まで洗う事はなかなかできないので、4輪を外す作業があれば洗って
頂けたら良いのになあ~なんて思います。
勝手なお願いです。
悪しからず。