2015/01/21 投稿者 : rs-admin
ブログカテゴリ : レース
今年も耐久レースが終わりました。
初開催からほぼ毎回エントリーしてきましたが、風も殆ど無く二日を通して
こんなに天候が良かった事は初めてではないでしょうか。
今回ご協賛戴きましたお取引様、誠に有難うございました。
また、応援にきて戴きましたカスタマー様、遠くまで有難うございました。
チームUnoはケイマン・スーパー7・BRZ・SAXOで戦いました。
結果から言いますと総合41/74位、クラス7/11位でした。
折り返しは一時総合30位、クラス3位まで上がりましたが、後半に作戦通りに
事は運ばず、クラス5位キープでしたがトラブル発生でズルズル後退しました。
2008年にクラス3位表彰から7年間、入賞から遠ざかっていますがその時から
今のレベルは相当高くなっています。
ブリーフィングでは「これはレースごっこですから熱くなり過ぎないように」なんて
言いますが、エントリーのクルマはごっこのレベルを遥かに超えています。
最近多いのがR35GTR、ポルシェに至ってはGT300のお下がりまで登場します。
今年はマクラーレン12Cまで参戦。
特に今年は盛況で、エントリーも早々に満杯、国民1%層は景気が相当良くなっているの
かも?
こんな中SAXOも一緒に戦うわけなので、後ろから津波のように襲い掛かってきます。
例えるなら高速道路を歩いているようなものです。
しかし、譲っていたのではレースになりません。
なるべく自分のラインは変えず、淡々と走ります。早いクルマはイライラすると
思いますが・・・
そんな走りがやっとできるようになり、ラップタイムも安定してきました。
やっと耐久レースが楽しくなってきました。
前日の4時間走行会から参加しましたが、トラブルは走行会から始まりました。
Unoレーシングチームはお客様と楽しく走る為になるべくお金をかけずに知恵を出すが
モットーです。
が、何年もやってくると知恵も使い果たし、あとはドライバーの腕を上げるのみになって
きました。
今回SAXOの変更は足回りです。
ダンパー(ショックアブソーバー)も3回目の交換です。
富士の100Rが踏めない、ダンロップからの上りのトラクションのかかりが
悪く感じていました。
これまではシトロエンの競技用を選んできましたが、それを入れる必要があるのか
毎回自問自答してきました。
そのたびに入れてみたいと思っていたダンパーがTRDのレースショックです。
AE92用のガスショックでカヤバ製です。
チューブトップのネジ径が少々大きいだけでぴったり入ります。
アッパーシートとピロナットの交換のみで、全て含めてシトロエン競技用の1本分で済む
エコチューニングです。
外して診ると特に左のダンパーが終了していました。
SAXOは殆どノーマル部品です。
エンジンもエキマニを交換しているだけでノーマルです。
デフも入れていますがクワイフのスポーツデフです。
エンジンマウントも交換しましたが、純正ノーマル部品です。
ブレーキもパットのみフェロードレーシングでローターもディクセルのベーシックに
スリット加工のみです。
触媒も付いています。
それでも素人が富士で2分12秒台がでます。
SAXO・106はある意味凄いクルマです。
つづく