2022/09/23 投稿者 : rs-admin
お出かけ先でエンジンが掛からないなんて経験をされている方はいらっしゃると思います。
直前まで問題なく走っていたのに・・・
スターターモーターが回らない、カギを回しても(今はスイッチを押してもですね)
全く反応がない、なんてライブでお電話頂く事もあります。
いの一番に疑うのはバッテリーではないでしょうか。
もちろんバッテリーの寿命で力尽きる事もあります。
「バッテリーの突然死だった」と言う方もおりますが、点検時にバッテリーをテスターに
かけて診断していればこのような事にはまずならないでしょう。
そう、バッテリーは突然死にましぇ~ん。
「バッテリーを交換して間もないのに?」となると今度は発電機(オルタネーター)を
疑います。
オルタネーターが発電できなくなり、バッテリーの電気を使い果たして上がって
しまうのです。
今は電圧・電流等を見るテスターは格安で手にはいりますので、1個常備しておくと
安心です。
年数の経ったクルマを所有されていればなおさらです。
フランス車にお乗りで、すでに販売終了しているクルマのオーナー様でしたら、たまには
ご自身でボンネットを明けてエンジンルームを見ていると思います。
テスターがあればバッテリーの電圧が見れますし、エンジン始動後の電圧を見れば
オルタネーターの発電状況も判ります。
但しバッテリーの端子間に電圧があるイコール、バッテリーに問題なしとはなりませんので
悪しからず。
C6のオルタネーター交換です。
A/Cコンプレッサーの上にオルタネーターがありますので、まずはA/Cの
コンプレッサーを外し、P/Sポンプのプーリーを外すとオルタネーターが外せます。
大方、P/Sポンプからのオイル漏れや、プレッシャーセンサーからの漏れ、ホースからの
漏れでオイル塗れになっています。
交換してエンジン始動、ちゃんと発電しています。
バッテリーも診断機にかけて状況を見ます。
バッテリーを充電して完了しました。