シトロエンBX19TRD点検|CITROEN, 修理・車検|RS-UNO – CITROEN、PEUGEOT、RENAULTをメインにメンテナンスや修理を行うスペシャルショップ<

Blog Services Company Used Car
Blog
シトロエンBX19TRD点検

2022/03/04    投稿者 : rs-admin

ブログカテゴリ : CITROEN, 修理・車検

シトロエンBX19ディーゼル

LHMオイル漏れで点検入庫。
ディーゼルでマニュアルミッションです。
調子が良ければ魅力的なクルマです。

いつも言っておりますが、基本ディーゼルはお受けいたしておりません。
その心は 「ちゃんと整備修理ができません」 です。

このBXも断り続けましたが、どこも受けてくれないとの事でやむなく・・・

PC308354

PC308353

室内の天張りのモールが変形して垂れ下がっていました。
納車時からこれだったと聞いてひっくり返りそうになりました。

私はよく理解できないのですが、旧車を購入する時にこのような場合、仕方がないと
あきらめて我慢するのでしょうか。

まずこの状態だと継続車検で✖です。

旧車を購入する際にどこまで仕上げて納車になるのか、販売店にちゃんと相談して納得
してからハンコを押してくださいね。

いい加減な販売がはびこるのも一旦は購入する側の問題でもあるのではないでしょうか。
納得がいかなければキャンセルする事も大事です。

まあ~何とかなるだろうと楽観的に考えて購入するのかもしれませんが、何とかするのは
大変な事です。
幾ら掛かっても良いと言うのなら話は変わってきますが・・・

PC308355

シトロエンBX19TRD点検

熱を掛けて修正しました。

PC318360

エンジンを始動するとバッテリーマーク(チャージランプ)が消えません。
テスターを当ててみると電圧が低いです。
一度回転を上げてあげると消えて電圧も上がり安定します。

アイドリングが低いのでそれが原因かと思いアイドル回転を上げてみましたが、
最初の始動時は同じ症状で一度回転を上げるまでチャージランプは消えません。
オルタネーターを交換する必要がありそうです。

シトロエンBX19TRD点検

調子は悪く、ディーゼルなのに下のトルクは無く、回転も吹け上がりが悪くもたつき
ディーゼルの利点を全く感じられない状態でした。

私も本来がどんな物か判らないので経験値で色々と調整してみましたが、とりあえず
お預かりした時よりは調子よくなりました。

オイル漏れはLHMリターンのパイプからの漏れで走行中は漏れがなく、車高を下げると
左後ろからオイルが漏れ始めます。
ガソリンタンクを外してパイプをブレーキラインのパイプか何かに入れ替える方法しか
思いつきません。

まだまだやる事はありますが、ここまででいったんお返しいたしました。

本来、クルマの購入は趣味の中でも大きな買い物です。
納車になってドライブして口角が上がりっぱあなしになるはずが、への時になっては
いけません。

悪しからず。