2018/10/03 投稿者 : rs-admin
今年の春前にエンジン不調で拝見しました、さいたま市のY様のカングー。
診断機によると1番のIGコイル不良との事でコイルを交換しました。
IGコイルの寿命はほぼ同じです。
過去に単品での交換歴が無ければ、1本に不良が出てきましたら
なるべく全ての交換をお勧め致します。
必ず時間差で順番に壊れて行きます。
間違えの無いように1番と2番を入れ替えて不良の確認作業。
1番が不良です。
1番を2番に入れたので2番を新品に交換しました。
今回は在庫が無くて全てを交換できませんでした。
最近A/Tのエラーが点灯して、走行ギアが固定になる事が何度かあるとの事。
診断機にもエラーが入っていました。
ソレノイドバルブの交換が必要とお伝えして、まずはATFを全量交換しましたが
症状改善ならず、後にソレノイドバルブを交換しました。
その後、またエンジン不調で入庫。
前回に症状が似ているとの事。
車検は某有名チェーン店でクイック車検を継続していました。
診断機では前回のようにIGコイルの不良のエラーが入っていません。
インジェクターに打音ありで作動しています。
コイルに火花飛んでいます。
むむっ 何でしょう。
スパークプラグを開けてビックリ、芯が減っていて頭が真ん丸です。
そして4番が焼けていません。
原因はスパークプラグでした。
と書くとプラグの寿命かと思われるでしょうが、問題は記録簿に前回の車検で、交換部品に
スパークプラグと書かれている事です。
1万kmでこんなにプラグの芯は減らないと思います。
さらにビックリは、クイック車検でプラグを点検した形跡がありません。
仮に見ていたら当然交換するでしょう。
まあ~ 私には半日や1日で車検は継続できませんが・・・
残りのIGコイルも交換しました。
これでIGコイルは全て交換できました。